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2024年度の社員のストレスチェック結果について

社員のストレスチェック結果について、以下のようにまとめました。

① 高ストレス者の割合
正社員10名全員がストレスチェックを受け、実施率は100%でした。ストレスチェックの結果、高ストレス者はいませんでした。全員が安定したストレス状態にあり、職場環境や業務負荷に対する満足度が高いことが示されています。ストレス管理が効果的に行われているため、今後も同様のケアを維持することが推奨されます。

② 仕事のコントロール
正社員においては、仕事のコントロールが適切に行われており、従業員が業務を自律的に管理できていることが確認されています。仕事の量的負担が少なく、コントロールが行き届いているため、従業員は業務に対して過剰なストレスを感じることがなく、業務効率が向上しています。この良好なバランスを維持するためには、引き続き業務内容や負担のモニタリングが必要です。

③ 上司の支援
正社員においては、上司からの支援が適度に提供されており、特に60歳未満の従業員は上司や同僚からの支援を強く受けていることが確認されています。これにより、従業員は安心して業務に取り組むことができ、職場でのストレス軽減に寄与しています。今後も、定期的なフィードバックやサポートを行い、従業員の意欲を維持し、ストレスの増加を防ぐことが重要です。

④ 健康リスク
正社員の中で、健康リスクが高い従業員はいませんでしたが(健康リスク値80以上はリスクが高いとされています)、一部の従業員では中リスクに該当する者が見られ、特に身体的健康リスクに注意が必要です。精神的な高ストレス者がいないことからも、職場のメンタルヘルス対策は効果的に機能しており、今後は身体的健康リスクのモニタリングと対応が求められます。従業員の健康を保つため、定期的な健康チェックとリスク軽減プログラムを継続することが推奨されます。

⑤ まとめ
正社員においては、ストレスチェックの実施率が100%であり、高ストレス者が一人もいないことは職場の健康な環境を証明しています。また、仕事の量的負担が少なく、上司の支援が適度に提供されていることが、従業員のストレス軽減に貢献している要因と考えられます。特に、60歳未満の従業員は上司や同僚からの支援が充実しており、このサポート体制が職場の大きな強みです。今後は、身体的健康リスクに対するモニタリングを強化し、リスクが中程度にある従業員に対しては、健康管理プログラムを導入し、健康リスクを減らす取り組みが必要です。職場の健康と生産性を維持するため、今後も継続的なサポートとフォローアップを行うことが重要です。このストレスチェックには、厚生労働省が推奨する質問項目を使用しており、簡易的なスクリーニングを目的としています。結果に基づき、必要に応じて個別の支援策(業務に合わせたアンケートの実施、医師の面談、メンタルケアなど)を提供していく方針です。

※添付の画像のうち「ミライトレンタリース」となっていますが、社員とパートを区分するため、便宜上、関連会社の名義を使用して、ストレスチェックを実施しています。そのため、実態としてはカノン・エージェンシーの社員としてのものとなります。

株式会社カノン・エージェンシー
代表取締役 青木 淳